グループステージを終えて


アジアカップのグループステージ第3戦は、ウズペキスタン戦。
かつてはくみしやすい相手だったが、近年は育成世代の活躍が目立ち、クーペル監督のもと若手を組み込んだA代表もあなどれない存在になっている。

じっさい2試合を終えて、グループ首位は得失点差でウズペキスタン。
日本は2位。
日本が3-2で辛勝したトルクメニスタンに、ウズペキスタンは4-0で大勝している。

さて、試合前の時点でわかっていたことは、2位通過なら決勝トーナメントの初戦は去年の優勝国オーストラリアだということ。
FIFAランクでもアジアカップ出場国ナンバー2の強豪だ。

ちなみにナンバー1はイランで、FIFAランク29位。
以下、オーストラリア ― 41位。
日本 ― 50位。韓国 ― 53位。サウジアラビア ― 69位の順になる。
順当なら、日本は黙っててもベスト4には進めるわけだ。

フツーに考えてもらえばわかると思う。
オーストラリアと当たるってことは、ベスト16敗退の可能性もありってこと。
ぜったいに避けたい相手である。
そのためには、とうぜんグループ首位通過を狙わなくてはいけない。

そういった意味ではウズペキスタンは日本と引き分ければいいわけで、主力5人を休ませたクーペル采配にとくに異論はない。

対する日本はどうしても勝たなければならない状況。
絶対に勝てる保証があればべつだが、主力を休ませる余裕はないといえる。

だがフタを開けてみておどろいた。
森保ったら、スタメンを10人も入れ替えてきた。
すなわち代表Bチームで試合に臨んだってこと。
もっとも手ごわいウズペキスタンにである。

これは賭けなんてレベルじゃない。
フツーは首位通過をすでに決めているか、敗退が決まったチームのやること。
それでもスタメン総入れ替えまではやらない。

おれ、はじめて見たよ。
草サッカーじゃないんだからさ。

これを総力戦と呼ぶのは2-1で勝てたからで、塩谷のスーパーミドルがなければ森保はたたかれて当然。
いや日本のマスコミは日本人監督には遠慮するから、ガンバレニッポンでお茶をにごしてたかな?

これたぶん相手が自己反省型の日本人選手だからできるんだよ。
たとえばウルグアイの監督が本戦でこれやったら、ぜったいスアレスに噛みつかれるよな(笑)。

森保がなに考えてそうしたのかは知らないが、でもまあともかく結果オーライ。
オマーン戦のミスジャッジみたいに、地の11神=列島のエネルギーのバックアップだ、とまではいわない。
決勝弾の塩谷(アル・アイン)が元サンフレッチェ広島で、FIFAクラブワールドカップ2018の決勝でレアルマドリード相手に得点してるとこがちと気になるんだけどね。

つぎは1月21日20:00。サウジアラビア戦。
サウジアラビアの2位通過は予想外だったけど、オーストラリアにくらべればまだ楽な相手。
イラン戦の準決勝、ベスト4まではイケるんじゃないか?

個人的にはこんなカンジのスタメンが見たいと思っている。

              大迫
        乾            堂安
              南野

            塩谷   青山

       長友  槙野   吉田  室屋  

              シュミット