物語の終わりのためにⅢ




安倍の祖先、奥州安倍氏を滅ぼしたのは朝廷である。
つまり朝敵。逆賊ということになる。
もっと古い時代には、朝敵は土蜘蛛と呼ばれた。

朝廷=父なる大和。
朝敵=闇の勢力。

1stステージの闇の中心は、菅原道真公と平将門公だった。
どちらも都で死後怨霊と怖れられ、関東では将門公は道真公の生まれ変わりだと信じられた。

じっさい今回のシクミでも、1stステージのフィナーレを飾ったのは両者の連係プレーである。
道真事象の菅政権で東日本大震災が発生。
大爆発を起こした福島第一原発は、将門の原発だった。

その東日本大震災の翌年、まるで「闇の勢力」の決意表明のように、市井に出回ったのがこのポスター。

 イメージ 1  奥州安倍政権の誕生である。

背広じゃなくて鎧兜の武将姿の方がぴったりだったのにな。
折れ矢なんか刺さってたら、もうサイコー(笑)。

じじつ安倍政権はのちに闇の正体をみずから暴露している。
土蜘蛛の大地震と参院選圧勝の快挙に酔った、2016年8月3日の未来チャレンジ内閣。
天御中主神の「VS安倍日本」表明にともなう自衛隊日報および森友・加計問題で野党につつかれ思わずシッポを出した、2017年8月3日の仕事人内閣。
どちらも8月3日。
空母化が決定した護衛艦「いずも」とおなじ、「83(闇)」だ。

とくに後者は、「国難」を標榜した解散総選挙を10月22日に行うことで、1stステージの「オワリのシクミ」を復活させている。
さすが(必殺)仕事人内閣。みごとな「闇の仕事」だ。

総選挙の公示日10月10日(オワリの十月十日)とワンセットの10月22日は、「オワリのはじまりの日」を意味する。
1stステージにおいてそのオワリとは、東日本大震災でありフクシマだった。

安倍は森友・加計問題のボク難を国難にすり替えたうえに、国難=オワリへのスイッチを押したのだ。
その結果が、今年の漢字、「災」である。

 イメージ 2

まだ序章だけどね....。

安倍が「国難」といったら「災」が来た。まるで予言者だ。
どうしてみんなこのブキミさに気づかないんだろう?
シクミ云々をぬきにして、サブリミナルって意味でもいい。
安倍のイメージ戦略で、国民全体の潜在意識に確実に「国難」が刷り込まれたということ。
そりゃ実現するわな。


2ndステージは、「闇のステージ」として2012年12月に開始された。
「日本を取り戻す」はそのスローガン。

もちろんひと口に闇の勢力といっても、神として祀られる道真公や将門公と、奥州安倍氏とではまるで系統がちがう。
前者がシクミ上の闇なら、後者は根っからの闇。
それも自然神の闇ではない。歴史が生んだ亡国の闇だ。

奥州安倍氏は「ナガスネヒコ+土蜘蛛」系。
弥生時代に神武天皇と父なる大和(王朝)に滅ぼされたものたちの霊系。物語系だ。

ナガスネヒコと各地の土蜘蛛は事象的に一大勢力を形成していて、大江山鬼伝説の酒呑童子など、源氏に退治された鬼や大蛇、土蜘蛛(妖怪)たちと共闘体制を組んでいる。

両者をつなぐのが、弥生時代に崇神天皇に滅ぼされた土蜘蛛で、大江山鬼伝説の最初の鬼でもある闇の王・陸耳御笠(くがみみのみかさ)。
ごぞんじ「みらいくん」の高浜原発の主(ヌシ)さまだ。

陸耳御笠とおなじく、奥州安倍政権も両方の勢力とつながっている。
奥州安倍氏の祖、安日彦は、神武天皇に滅ぼされたナガスネヒコの一族。
のちに蝦夷の俘囚長。平安時代には軍事貴族として繁栄を築くが、ついにはナガスネヒコ同様滅ぼされた。
酒呑童子とおなじ、朝廷の命をうけた「源氏」にだ。

安倍が必要以上に国防に執心し、防衛費が4年連続で過去最大を更新してるウラには、そうした滅ぼされた一族のカルマがある。
遺伝子レベルのトラウマといってもいい。
そういった側面がネトウヨやミレニアル世代の支持を得てきたわけだが、本質はあくまでナガスネヒコを筆頭とする反神武、反大和の闇だ。
筋金入りの亡国政権である。

今回の改正入管法や水道法改正で、すこしは正体がかいま見えたんじゃないの?
いいかげん目をさましなよ。安倍ユーゲントたち、って話。

もちろん古代史ファンのなかには、ナガスネヒコや土蜘蛛に、失われゆく原日本(縄文)の姿を重ねる方もいると思う。
僕も神話の土蜘蛛には同情を禁じえない。

だが事象の彼らはちがう。
もはや道理がつうじる相手ではないのだ。
いうなれば、破壊欲の塊りである。
(日本を)取り戻す=滅ぼす、破壊するってこと。
長期的かつ建設的ビジョンにもとづく、再生のための破壊などではない。
とにかく壊したいだけ。

その辺は安倍を見てればわかるんじゃないかな。
現行法やシステムを矢継ぎ早に改悪し、破壊してゆく。
じつに場当たり的にだ。

そんな闇の勢力が、2ndステージでどうしても阻止しなければならなかったのが、イザナギとイザナミの再会である。
イザナギ(木)とイザナミ(実)の国生み=キミが代に、闇の出る幕はないもんな。

なので安倍は首相になって早々に、アベノミクスの成長戦略の名のもとにアラブる核外交を展開した。
トルコのシノップ原発受注。
わが国初の原発輸出である。

1stステージのフクシマは、ヒロシマの再来。
僕らが「キミが代」に向かうために、どうしても背負わなければならないカルマだった。
イザナギとイザナミが新たな国生みにおいて、ともに背負うべきカグツチのカルマ。
イザナミはこの国の火と鉄と戦争のカルマを解くために、カグツチを生んだ。

ところが安倍は、背負うどころかそれで商売を目論む。
原発輸出は事象的にはフクシマの輸出、出産されたカグツチの輸出を意味する。
それはイザナミへの最大の背信行為であり、1stステージのすべて、東日本大震災の犠牲をも無意味化する最悪の愚挙だ。

結果、イザナミは僕らを見限り、再会を断念して黄泉にもどった。
(事象的にはふたたびカグツチに殺されている。2013年9月9日のトルコ日本人女子大生暴行殺傷事件だ)

それから1年半近く、イザナミはシクミの表舞台から遠ざかっている。
その間の胸中ははかり知れない。
もし僕らがシノップみたいな大規模な反対運動をやっていれば、すこしはイザナミの心をまぎらわせられたのかもしれないが....。

けっきょくトルコのシノップ原発はご破算になった。先日お伝えしたとおりだ。
経団連の中西会長は17日の定例会見で、日立の英国原発プロジェクトについても「もう限界」とさじを投げた。
東芝の経営破綻につづいて三菱重工。そして日立。
アベノミクスの成長戦略の柱として、官民総動員で進められてきた原発輸出はすべておシャカ。
いかにビジョンのかけらもない場当たり政策だったかわかると思う。

闇の、闇による、闇のための原発輸出。
そういわれたっていたしかたあるまい。
唯一成功したのが、イザナギとイザナミの再会阻止なんだから。
亡国の闇の、思惑どおりだ。

イザナギの姉の菊理媛にかわって、イザナミが白山を掌握。
黄泉の99り姫となって表舞台に復活したのは、原発再稼動元年の2015年。
5月30日には、世界最大級の超深発地震(小笠原西方沖)をともなって全面攻勢を開始する。
単独で国生みを行うべく、日本列島の制圧に乗り出したわけ。
闇の勢力と結託してだ。

そして起きたのが、闇と黄泉による2016年の二度の熊本大地震。
阿蘇大橋が崩落し、「父なる大和」が谷底に転落という最悪のカタチで示された。

4月14日の最初の地震を起こしたのは、益城(ましき)の土蜘蛛である。
これに共鳴したのが、日田と速見の土蜘蛛。大分県中部地震だ。

さらに闇と黄泉の事象は中央構造線を東へと向かい、早くも5月5日にはイザナミは「日本列島の十字」の中心、諏訪大社上社の御柱を制圧。
中央構造線と糸魚川静岡構造線からなる「日本列島の十字」を完全に手中に収めたのは、翌2017年の4月だった。

そしてことしの6月、房総沖スロースリップイベントとともに、イザナミはついに国生みを開始。今年の漢字「災」にいたる、未曾有の災害連発を展開する。

今月の水道改正法および改正入管法の成立とリンクした東海道南方沖と三重県南東沖地震は、イザナミのもぐもぐタイムが終わったって知らせ。
「いずも」の空母化は、イザナミと母なる出雲のさらなる強大化を意味するもの。
黄泉の大地母神イザナミの脅威は、とどまるところを知らない....。


さて、事象に取り込まれたものは、その度合いが深ければ深いほど際立ったシンクロを起こす。
無意識に対象となる物語を演じさせられ、最悪の場合、物語の終わりまで演じきることになる。
安倍の場合は、そのサイアクだ。
安倍日本はこれから、帝国日本と奥州安倍氏の末路を表現することになるのだろう。
その「オワリのはじまり」が、去年の10月22日。「国難突破」解散総選挙だったわけ。

2007年に病気を理由に首相を辞任した安倍が、東日本大震災=アラハバキの東方神起のあと奇跡の復活をとげたのは、オオナムチとアラハバキのバックアップによるものだ。
出雲大社大遷宮開始とリンクした砥鹿神社奥宮地震でオオナムチの荒魂として示されたアラハバキは、かつて奥州安倍氏の守護神だった。

奥州安倍政権下で"父なる火の禊"が起きる理由も、蝦夷の神アラハバキにある。

次回はそれについてふれ、なんとか年内にこのシリーズを終わらせたい。
安倍日本と僕自身の、物語の終わりのために、だ...。